安曇野でこの冬を過ごした白鳥は日ごと数を減らし3月31日にはすべて帰りました。
30日の夜は穏やかな満月、その明かりを頼りに犀川に沿って新潟方面に向かったものと思われます。
最後に残ったのは小白鳥の成鳥とオオハクチョウの幼鳥の2羽。
(珍しい組み合わせなのですが)
・
・
・
この冬
《 悲しい出来事もありました 》
一羽の白鳥が立ち木の枝にぶつかり負傷してしまいました。
そのペアーだった白鳥が三日間寄り添って群れと離れた場所で昼夜離れず寄り添っておりました。
しかし三日目の朝負傷した白鳥は亡くなってしまいました。
亡くなった場所から引き上げられた場所にペアーだった白鳥はなにも口にすることなく帰りを待ち続け
打ちひしがれた姿で一週間が過ぎた夜衰弱した状態の白鳥はキツネに襲われてしまいました。
・
心痛む出来事に安らかに天国で二羽が寄り添って舞う姿を想いなが冥福を祈っています。